ウッドデッキ CAD図面での説明

まず、建物とウッドデッキを作る場所を縮尺を合わせて設定します。
製作予定のウッドデッキが、敷地の境界線ギリギリの場合、敷地の図面があったほうがより正確に作図できるので便利です。

CADソフトを使って作る図面1

下の図面は、擁壁上に作る「ガレージデッキ」と通常のウッドデッキの基礎の部分を記入した図面です。
沓石の配置は、ちょうど真ん中から工事の時期をずらすため分けて考えたため、ずれています。本当なら一緒に工事するのですが、会社休日の関係でこのようになってしまいました。

ウッドデッキの手書き図面

ウッドデッキの図面で注意すること

  • 敷地目いっぱいの場合、緻密に測りましょう。
  • 雨水桝や汚水枡がある時は、記入。下に配管がある場合、基礎は建てられません。

CADソフトを使って作る図面2

基礎を置く間隔は特に決まりはありません。これは使うウッドデッキ材の種類によって変わってきます。より固い木なら長いスパンも取れますが 私の作ったサイプレスでは、いいところ600ミリぐらいだと思います。

教訓:歩いた感じ 根太の間隔は60cmで普通の硬さ。45cmだとカチカチ。

AR_CADで描いたウッドデッキの図面

CADソフトを使って作る図面3 根太の間隔

下の図面で根太の感覚を960ミリにしている部分がありますが、ここはさすがに歩くとたわみます。
そのため、間に根太を2本追加しました。この部分は窓から出入りが激しくなることが考えられるので、必要以上に根太を細かく組んでいます。現在3年ほど経ちますが 全く何ともありません。

ウッドデッキの木材の取り回し

CADソフトを使って作る図面4 根太の間隔 

上の図面とは違い、基礎の間隔を広くとってみた事例です。実際この寸法で作ったのですが、歩くと多少たわむのが分かります。

教訓:根太の間隔は60cm未満が良いようです。材料の節約で基礎の間隔を広くすると後で後悔しますよ。

ウッドデッキの根太の間隔

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