ウッドデッキ材といっても様々な材質がります。金額や木の硬さなど考えるとかなり迷います。そんな選び方をちょっと説明します。
リビングから同じレベルで広がる空間は、非常に気持ちのいいものです。
木のぬくもりとが心に安らぎを与えてくれますし、ここで飲むコーヒー・お酒は最高です。
また気候さえよければ団欒の場所にも最適です。ウッドデッキ作るとき悩むのは、どういった材料で作るかです。はじめは ホームセンターに行くのですが、あるのはSPF材かウエスターンレッド
シダーぐらいです。それもサイズが限られいる上、在庫も多くありません。 そこで出会ったのが「リーベ」さんです。在庫も豊富で、サイズの種類も
多く、品質も良いため非常にお勧めです。
ハードウッド(堅木)という堅く、強く、長持ちする木材は、 15年以上は「簡単に」持つであろうといわれている木材です。 比重も重く、持ってみればいかにがっちりしているかがわかります。またシロアリにも強く、ノーメンテナンスでも 大丈夫というのは経済的にも助かり。 実際海外では30年くらい平気で使用されているものもあるようですし、 最近は公共事業でも頻繁に使われているため信用も非常に高いといえます。
サ イプレス材とは、オーストラリアに生息するヒノキです。世界一白アリに強いと言われている高耐久性ウッドデッキ材で、ハードウッドの中では加工性がよく、ウッドデッキ作製が初めてでも、多くの人が施工されている材料です。最近テレビでお手ごろなデッキ材として紹介されていました。私の場合ガレージデッキのため、雨による木汁がもっとも少ないためこのサイプレスを使用しました。 比重0.7
加工しやすいサイプレス(オーストラリアヒノキ)
サイプレス
左の写真は、サイプレスの断面と表面です。通常の木に比べ密度があり表面もきれいです。サイプレスのいいところは、強度だけでなく木目が非常に 美しい点でしょう。
高耐久性ウッドデッキ材の「インドネシア産ウリン」別名アイアンウッドは最近人気が出すぎて非常に品薄のようです。そこで登場したアマゾンウリン。『アマゾンウリン』はインドネシア産ウリンと同等以上の耐久性があり、インドネシア産ウリンの弱点だった樹液もほとんど出ません。 今非常に人気の出てきているデッキ材です。サイズも100種類ありウッドデッキを作るには最適です。
左の写真は、アマゾンウリンの断面と表面です。
密度が高く表面も滑らかです。
マレーシアに生息しているハードウッド材です。セランガンバツーは、東京トリトンスクエアー、東京駅、PCPビル1Fアプローチ(コーヒーショップ)等の日本の公共事業、競馬場などにも多く使用されている安心、実績のある木材で、耐久性、価格、知名度、実績バツグンです。今回は梁材として使用。強度抜群で、加工性も良好です。 比重0.9
頑丈なセラガンバツーの詳細!
左の写真はセラガンバツーの表面と断面です。密度が濃く表面も滑らかです。
比重1.12 水に沈む材木です。
カリスマ ハードウッドデッキ材 横浜大桟橋、海ほたるを始め、 多数の港湾、岸壁に使用されています。 高耐久性ハードウッドデッキ材! 比重を紹介している材料の中で一番重い木です。 木肌は緻密で滑らか、高級感があります。
ハードウッドデッキ材のイペ
イペの断面と表面は、非常に滑らかで石のように堅いのが特徴です。また茶褐色の濃い色が特徴。
東南アジア(インドネシア、マレーシア)で生息しており、現地では「鉄の木」と呼ばれ、一生腐らない木として認知されています。 また、ディズニシーや横浜ベイサイドマリーナなどの公共事業等で多数使われている知名度、実績抜群のウッドデッキ材です。比重0.9で非常の重い材料です。 雨にぬれると茶色い汁がたれますが、洗えばとれる程度です。(注:コンクリートですとなかなか取れなくなります。)ウリンで作ったデッキは非常に重量感があります。
本当に重く堅いアイアンウッド
ウリンの表面と断面 ウリンは高級デッキ材として最近人気があります。表面も滑らかで、堅く頑丈です。ウリン
南米ブラジル中西部地方の高耐久ウッドデッキ材。滑らかで光沢があり、イペと同等の耐久性を持っています。約20年以上とも言われています。
下の写真のように色ムラがあり、ウッドデッキの表情にアクセントがほしいならイタウバはおすすめです。数年すれば白銀になるので目を楽しませてくれるのではないかと思います。
高耐久ハードウッドデッキ材、イタウバ
密度が濃く表面に光沢があります。ウッドデッキの面材には最適でしょう。また油分を多く含むので経年劣化が遅く、色の変化を楽しむのもいいでしょう。比重は0.98とかなり重たくなっています。
日本では米杉(ベイスギ)とよばれるウエスタンレッドシダー(WRC)はカナダの木材です。 北米では、このウエスタンレッドシダー(WRC)はポピュラーで、日本でも数多くの実績があり、 安心してご使用になれるウッドデッキ材です。このページの中では一番加工性が良くコーススレッドを打つときも下穴無しでいけます。 ただ塗装は必要です。比重0.37
加工が簡単ウエスタンレッドシダー
ハードウッドに比べると、とても柔らかく軽い材料です。ウッドデッキでも十分なのですが、
ハードウッドで作ったウッドデッキの上で使うテーブルやイスを作るのにはお勧めします。
レッドウッドは主に、カルフォルニアの国立公園の中で育ち、そのような場所柄、アメリカの厳格な規制の下で伐採数量が制限されており、(屋久島の杉の様に) 大変、価値のある木材であります。 比重0.46
レッドウッドについて
レッドウッドの表面は、レッドシダーより木目がはっきりしていて、重さもちょっと重い感じです。
ですが、ハードウッドに比べればレッドシダーとあまり変わりません。柔らかいので加工性は抜群です。
どの木でも時間と共に色あせます。渋くなるのが好きならいいのですが、最近の家は外壁がほとんど変化しないので、違和感が感じられるようになります。 確かに最近のデッキ材はメンテナンスフリーで塗装しなくてもいいのですが、グレーというかシルバーになるのはどうもって方は、塗装を考えてください。 デッキに塗る塗料は結構いい値段ですのでコストもかかり、塗るための時間もかなりかかります。
ウッドデッキに塗る塗料は、基本的にオイルステインのように木材の中に染み込ませるタイプを使います。ハードウッドは木の密度が高いためあまり浸透しません。
塗装を長持ちさせるには、2度塗りが基本ですが 2回目を急いで塗ると塗装面の持ちが悪くなり長持ちしません。時間に余裕があれば1日開けるのがベストです。
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