ウッドデッキを作る時の作業工程を順を追って説明します。初心者には無謀な大きさのウッドデッキといわれましたが何とかなります。
このウッドデッキはガレージ上のスペースに作るのもです。
ガレージ部分の擁壁は約2メートルで幅は3.2メートルあります。
擁壁の上にはアンカーボルトを事前に埋め込んでもらいました。 アンカーボルトは全部で27本。
ここで、早くも失敗が・・・・・
家を建てたとき外溝業者にアンカーボルトを入れてもらいました。あらかじめ入れる位置を説明していたのですが、入れると面倒な角の部分に全部入れられてしまいました。
そしてもう一つのミスが発生!
それはアンカーを出す寸法。
アンカーは基礎より90ミリに設定していましたが、コンクリートの上に直接木を置くのは良くないということで、急きょ浮かすことに。
本来なら住宅の基礎プレートを使えば簡単なのですが、私の場合、基礎アンカーのスペーサー3㍉を2枚使って6ミリ浮かすことにしました。
下の写真がスペーサーです。1か所に4枚使うため結構なお値段です。
はじめに擁壁の上に基礎になるサイプレスの角材90ミリを敷いていきます。
アンカーの位置があるのでずれないように角材に穴をあけるは難しいので、いちいち角材を上にあげて現物合わせで開けました。
角材の継ぎ足し部分は上記の写真のようにL型に切り欠いて、アンカーボルトの部分で固定してあります。
今にして思うとここまでやらなくても大丈夫だったような気がします。
アンカー部分の加工方法について
アンカーの穴位置を出し、フォスナービットで座掘りをしてから通し穴を開けます。
アンカーの長さを短くしてありますので、角材からボルトはでないようにしてあります。
この様な処理は、ボルトの部分にフェンスの柱や梁材が干渉した場合に備えてのことです。図面上OKであればしなくてもいいと思います。
デッキの擁壁部分に基礎になる角材を敷いていきます。
どこから始めるかはやり易い所からで大丈夫です。作り始めた当初は部分的にメンテでバラスことを考えていましたが、いったん組み上げてしまうと
部分的にはずすのは困難なので考えないことにしました。
基礎のコーナー部分は、お互いがかみ合うように、45ミリづつ切り欠いてアンカーボルトで固定しています。
穴は、雨水が溜まるためシリコーンでふさいでいます。(このやり方は、素人的発想ですので効果があるかは分かりません。)
また、材端には木割れ防止の効果があるようなことを聞いたので、溶かしたロウを塗っています。
左の写真は90角のサイプレスです。上が7年前にロウを溶かし込んだもの。下がロウを溶かしたばかりのものです。この柱はフェンスの柱で使用していたもので、光が当たっていないため全く当時のままでした。
特に割れも進んでいないので、割れ防止効果があるかもしれません。ちなみにロウは仏壇用のロウソクです。
(右にいる猫は遊びに来た野良さんです。)
上の写真:左は処理前、右はロウを塗りこんだもの。
塗り方:ロウを塗って、ライターであぶりました。100円ライターはすぐになくなるため、ガストーチがあると便利です。
尚このホームページで記述している内容は、まったく個人的な感想であり、悪意等はありません。 また使用に関しては、使用される方の個人の責任でお願いいたします。