リビング前のウッドデッキの施工に入ります。本来ここからウッドデッキの製作に入ればガレージデッキのレベルも簡単なのですが、子供の転落防止のため逆の順番でやっています。
上の写真の下側に見えるような足場が組めれば安全に作業ができます。
ガレージデッキの施工も終わり、いよいよリビングにつながるウッドデッキに取り掛かりました。上の左の写真では擁壁の上にアンカーが出っぱなしですが
このあと構造用ブロックを1段足しています。右の写真では擁壁の上にブロックが1段あるのがわかるでしょうか?
まず基礎の沓石を置く部分を決めるのですが、どうやって出すかわからなかったので、水糸をそれらしく張ってみて、交差した部分を基礎の中心にしてみました。 しかし、そんないい加減な方法ではだめでした。後で根太を固定していく途中、ずれまくりました。という訳で、あちこち細長い基礎穴が出来上がりました。
右側の写真はちょいと横長になった基礎の穴です。 基礎の穴は、教科書通りで穴を5センチほど掘ってから突き固めて、路面材を入れモルタルを入れています。 基礎を作った部分は、家を建てるときに一度掘り返しているため、地盤が緩く突き固めるのに非常に苦労しました。 やってみた感じ、掘らずに固めた方が手っとり早い感じです。 また、穴が大きすぎると路盤材がいくらあっても足りないので注意が必要です。
路盤材について:路盤材とは、玄関アプローチや駐車場の下地材で、小さな砕石と砂が混ぜてあるものです。 素人でも簡単に地面を固められます。普通の庭にまくタイプの砂利ですと全く固まりません。
基礎を作る場合は、地盤の固さによってやり方を変えた方が良さそうです。私の場合、沓石にのせる柱が足りなくなったので、節約のため地面から思いっきり飛び出しています。
本来なら左図のように基礎の部分を多少掘ってから突き固めます。そこに路盤材を5cm入れてまた突き固めます。その後モルタルをまた5cmほど入れて、モルタルが半がわきになってから
沓石を置き、その周辺をモルタルを盛ってやると安定します。
通りがかりの大工さんの話:上の図のようなやり方は、教科書通り。地面さえ固めればコンクリートの板1枚で 簡単にやっても強度は変わらないそうです。
写真の管が水盛管です。市販の水盛管は結構高かったので、燃料用のパイプで代用しています。
こんな簡単なものでも正確にレベルを出せます。ただ写真を見て分かるように、管の固定がうまくできなかったのでやたら時間がかかりました。
燃料パイプ(ホース)は、ホームセンターのホース売場で切売りされています。
組み立てるときは、まず窓の下のアルミサッシに合わせて水平を取り、そこをすべての基本にしました。後は1本1本水平を確かめて取り付けていきます。
根太はすべてダブルで配置してあります。組立順番は、また別のページで解説いたします。
デッキの左側に、一部根太がない部分がありますが、これは床下収納を作る部分です。
根太の擁壁側は、地面の沈下を恐れて擁壁に乗せています。
このウッドデッキを作成しているときは、土日になると天気が悪いことが多く、塗装は組み立て後にしています。正直、はじめにやっておいたほうが全然楽です。
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