パーゴラはウッドデッキのデザイン上とても重要です。見た目に立体感がでますし高級感が生まれます。
ウッドデッキだけでは平面すぎて面白くないので、パーゴラを作ることにしました。奥さんからの要望で、物干し台が欲しいと言われていたので、豪華な物干し台かもしれません。
パーゴラといってもいろいろあり、散々迷ってこの形になりました。アールの部分と模様は奥さんに絵を書いてもらいジグソーでカットしています。
ウッドデッキの基礎は羽子板付きの沓石でしたが、パーゴラの柱の部分は強度を考えて、差込む形(2×4ブロックくついし)を使用しました。
2×4沓石は、ちょっとでもずれると柱が入らなくなるので、正確な位置出しが必要です。 この基礎部分の図面は、ウッドデッキの図面で説明しています。
パーゴラのウッドデッキ部分は今までの手順と違った方式をとりました。
ウッドデッキの4方向とも障害物があるため、根太を固定するとき外からコーススレッドを打つことができなくなります。
あらかじめ、デッキサイズの枠を作り、これをベースにして基礎の配置を決めてみました。
サイプレスで作ったこの枠は大きさが2000×3600あるため、重すぎて一人での設置はできませんでした。
失敗点:この部分の根太の間隔は根太の内寸で730mmあります。ここまで広いと歩いた時に面材がたわみますので、600mm以下にしたほうが いいと思います。
上で作った枠を、基礎を作った後に設置した写真です。
後で床下収納やバーべキュースペースを作ろうかと思って広く作ったのですが、バーベキューをする予定もありませんから補強の根太を入れようかと考えています。
上の写真の右奥は、雨水桝とその配管があるため、ウッドデッキの基礎が建てられません。そこで基礎を一か所ずらして宙に浮いた柱を作りました。
写真には写っていませんが、柱の下に補強は入れています。
パーゴラの柱部分の基礎です。根太と大引けの固定は、柱の垂直を出してからしています。この沓石の穴は入口で95ミリで奥の方が90ミリ。
柱を入れると上は多少隙間がでます。固定後、隙間に乾いたモルタル入れ込んで水を湿る程度かけてやれば完成です。順番が逆になりましたが、沓石の下には、
穴が開いていますので、湿気が上がるのを防止するために、前もってモルタルで塞いでやるといいようです。
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