ウッドデッキの扉の作り方

ウッドデッキの扉はちょっとだ難易度が上がりますが、取り付けることでデザインがぐっと良くなります。

ウッドデッキの扉

ウッドデッキの扉

ガレージデッキに、階段を付ける以上、扉が必要になります。
しかし、サイプレスで作る扉は重量が半端ではありません。
この写真の扉は、完成後35kgにもなります。聞いたところによると、このような作りだと時間とともに歪んできて耐えられないとのこと。 扉だけレッドシダーに変えようかとも思いましたが、色が変わってしまい、見た目がいま一になってしまってももったいない。
どうしても扉を付けるなら、両側の柱を上に伸ばし、アーチ状にするべきと言われました。ですが、すでに後の祭り。


扉の枠

ウッドデッキの扉を表から見たところ

階段の上に扉を組み込んだところです。
扉左側の柱が耐えてくれることを祈るばかり。


蝶番で固定

蝶番の取り付け

ホームセンターで購入した、ステンレス製の蝶番で固定してます。
この蝶番は可動部にシリコン製のワッカが付いているため、スムースに開閉します。
また、表から見て蝶番の板厚分隙間が開きそうだったので、板厚分ノミで削ってみました。 家のドアを見ると蝶番部分が削ってあったので真似してみましたが、この場合あまり意味はありませんでした。

注意点:蝶番に付属でついている木ネジはあまり強くありません。 下穴をあけてもインパクトドライバーを使うと簡単にネジの頭が切れてしまいます。取り付けの際はドライバーで、丁寧にねじ込みましょう。


ウッドデッキの扉図面

ウッドデッキの扉の図面

実際取り付けた扉は、左の図面とは異なり、扉の枠を額縁のように45度カットした部材で接合しました。そういう形は非常に弱く扉を作るのには向きません。

左の図面のような組み方がベストのようです。

教訓:扉を組むときは45度カットなんてしない。後でゆがむ。


扉の補強

扉の補強

扉の設置後1年しないうちに、扉の下がデッキ面にこするようになってきました。やはり重すぎたようです。
そこで、補強の突っ張りを入れることに。
扉の下にクサビをかまして、修正したのち現物合わせで付けてみました。
取りあえず直りましたが、これで完璧とはいえないようです。


教訓:扉の補強はXの型でつける。適当なV字は弱いだけ。

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