部屋を仕切る場合、本職のように凝って見ましょう。壁の木材に防音シート・石膏ボード・壁紙を張ってみましょう。
生のり壁紙 幅92cm 長さ15m。
壁紙の裏にのりが厚く塗られており、ビニールで乾かないようになっています。巨大な冷感シップのような感じです。
左の画像をクリックすると箱のアップが見られます。
壁紙の下にあるのが遮音シート。兄弟間の無用なトラブルを無くすため少しでも音が聞こえないように使ってみました。
間取り図では部屋の真ん中に仕切りがありますが、新築時は12畳の洋室です。(クローゼットを含む。)長男が中学に上がるのをきっかけに子供部屋を分けることにしました。 当初間仕切り家具で仕切ろうかと思っていましたが、間仕切り家具は結構厚みがあり部屋が狭くなりすぎるため、自分で付くことにしました。
壁紙の仕上がりは、下地で決まります。アマチュアだとちょっといいパテを使わないといい仕上がりになりません。安いと凹んだ部分が一回で埋め切れ無いので、仕上げ一発、肉やせなしがセールスポイントの商品がおすすめです。壁紙を貼ったあと微妙な凹みがあると光の加減ではっきり分かります。
石膏ボードを切るときは、表と裏の同じ場所にカッターを入れます。上の写真が裏と表にカッターを入れたところです。
カッターを入れた後は簡単です。ドライバーの柄でコンとたたけば切れ目通りに落ちます。 大工さんが丸のこで切っていたので、まねしたら辺りが真っ白に!
子供部屋でも隣の部屋からの音は気になるだろうと、遮音シートなるものを
取り付けて見ました。これが思いのほか重く、1巻きで20kgはあります。取り付けは工作用のタッカーを使用したましたが、押さえる力が弱いため結構苦労しました。(1箇所押さえるだけだとシートの重みでちぎれます。)
お金に余裕があればプロ用のタッカー使用をお勧めします。
この遮音シートの実際の効果ですが、無い場合よりちょっと音が聞きにくくななる程度です。ほとんど聞こえなくなる訳ではありません。
遮音シートが終わったらいよいよ石膏ボードの取り付けです。作業に熱中しすぎて写真を撮り忘れたので、プロがやったボードをアップしました。
注意点:石膏ボードはもろいので角をぶつけないようにしましょう。ホームセンターでは壊れたものも並んでいますので購入時には注意してください。
パテは粉末なので、必要な分だけ水でといて使用します。
パテベラで埋めていく作業はなかなか調子良く、簡単にできました。
ヤヨイ化学 タイラー60 即効性粉末パテ 水で練って60分で硬化します。
左の写真は、自宅建築中の写真です。プロに比べるとダイナミックさにかけるようです。
壁紙を貼るのが一番難しい部分です。自分でやってみてプロがいる意味が良く分かりました。それでも何とかがんばって見ました。
壁紙は貼るとき壁紙をちょっと重ね、その中心にカッターを入れていきます。
ここで重要なのは、壁紙は切っても石膏ボードに張ってある黄色い紙を絶対切らないことです。
紙を切ってしまうと、時間とともに隙間が開いてくるそうです。
重ねた壁紙の中心を切り、図の赤枠の部分を取れば隙間なく貼ることができます。
押さえ刷毛で押さえた後、ローラーで圧着すれば完了です。
壁紙の貼り付け後完成、初めてでしたが結構綺麗にできました。
子供は自分の部屋ができて満足ですが、間取りによっては日当たりが悪いとか、風が抜けないとか不満もあるようです。
総費用 2万7千円也
後で施工会社に聞いたところ、外注すると8万円ぐらいだそうです。DIYでやるのがいいかは、時間と苦労を考えると微妙かも知れません。
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