ウッドデッキのメンテナンスを考える。塗装するかしないか悩みどころ。
長時間紫外線にさらされるデッキの表面は、オイルステインを塗っても色あせが進んできます。
またデッキ面は、歩行することでステインが落ちてしまうこともダメージの原因です。
私の塗っているピニーという明るい色は、オイルステインに含まれる色素が薄いため塗装のモチが悪いようです。経済性を考えれば
濃い色を塗ればいいのですが、好みを優先したほうがいいでしょう。
最初に塗装してから2年も経つとかなり汚れてきます。
普通に水洗いをすれば、ある程度綺麗になります。ですが、なるべく綺麗にしないと、塗装色が薄い色の場合汚れの上に重ねることになり、いい感じに仕上がりません。
そこで今回はデッキ用の洗剤を使ってみました。 写真の黄色枠は、クオファームのウッドリバイバー、下の赤枠はデッキクリーナーです。
写真では判りづらいのですが、手間を考えなければデッキクリーナーの方が作業は簡単でした。(正直、簡単が一番です)
この写真もはっきり効果が写せなかったのですが、実際見ると以前の木肌が多少感じられます。
汚れがひどかったので乾いた状態で原液をつけて軽くこすって見ました。通常はデッキ全体を濡らして、洗剤をつけて軽くこするだけです。
こすり終わったら水で洗い流すだけ。 非常に簡単。
説明書にあったのですが、ハードウッド系には変色改善が現れづらいと書いてありました。
でも私的には結構きれいになったと思います。またこの商品には変質防止剤が入っていて、変色・変質を抑えてくれるのが優れものです。
写真はウッドデッキの面材を撮ったものですが、上の2枚はデッキクリーナーで洗浄したのです。 下の1枚に比べれば、古い塗料と白銀化した部分がが除去されて、きれいになっているの分かるでしょうか?ですが、ここまでなるのに結構たわしでこすりました。
こちらもハードウッドの場合は、パッケージについている写真のように劇的な変色改善は見られませんでした。
ですが十分きれいです。使用方法を見ると原液を5倍に薄めてデッキブラシでこすった後、15分ほど置いてから水で流すようになっています。
また研磨剤が入っているのでたくさん擦ればよりいい感じになります。ただ、面積が広いと重労働です。
なんだか使うのが面倒くさくなる裏面表示です。施工は、刷毛で塗って5分ぐらい置き、ナイロンたわしで木目にそって擦り、水洗いする。
ふと思うのですが、ナイロンたわしの効能が半分ぐらいありそうですね。
このテーブルはホームセンターで買ったものですが、1年程で表面の塗装はすっかり無くなってしまいました。長椅子は既に銀色。
今回はデッキクリーナーで洗ってみました。
デッキクリーナーで洗浄した後のテーブルです。
写真が小さいのですが、洗浄後は元の木の色が出てきています。といっても何となくですが・・・
オイルステインは、ウッドデッキ同様ウエスに染み込ませて塗っていきます。
注意:写真では、素手で塗っていますが手袋を着用した方がいいです。爪の間に入るとなかなか落ちません。
台所用のゴム手袋ですと有機溶剤のせいですぐに破れてしまいす。購入するなら耐油性のある手袋がお勧め。
使用しているオイルステインは「吉田製油所のピニー色」です。時間経過してもそこそこの色が維持できていますのでいい感じです。
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